排水

お風呂の排水口はできれば毎日、難しいようであればせめて休日には掃除をするべきです。掃除をしばらくしないでいるとさまざまな理由によって詰まりを引き起こしてしまいます。

まず原因として挙げられるのが皮脂などの酸性の汚れです。1回の入浴ではそれほど気にする必要はないのかもしれませんが、1日に何度も入ったり家族が何人も入ったりすると次第に溜まっていって詰まる原因になってしまいます。続いてあげられるのが先ほどの酸性とは逆のアルカリ性の汚れです。これはシャンプーやボディーソープなどの石鹸カスが挙げられます。酸性の汚れを落とすにはアルカリ性のものを使って行うと効果的です。具体例を挙げると重曹などがあります。反対にアルカリ性の汚れは酸性のものが効果的であり、これはクエン酸が適しています。酸性とアルカリ性それぞれの汚れがあることを説明しましたが、これらは一気に掃除することが可能です。つまり重曹とクエン酸を混ぜて使用するのです。それぞれが反応して気体が発生するので驚くかもしれませんが、それは二酸化炭素であり人体には無害です。ですが気を付けなければいけないのが、詰まりの原因として挙げられるものに髪の毛があることです。髪の毛を掃除するにはトイレ用洗剤などの水酸化ナトリウムが入っている洗剤が効果的ですが、これを先ほどの重曹とクエン酸を混ぜたものと一緒に使うと塩素が発生し大変に危険です。数日くらいは間隔を空けて使用しなければなりません。

以上のように使用するにあたって危険を伴うこともあるためできるだけ汚れは溜めないほうがいいです。こまめにゴミを取ったりすることでリスクを減らすことが出来るのです。